平成29年5月31日、いよいよ楽しみにしていたカヌーで釧路湿原を探索です。
今回は、Marsh&Rivere釧路湿原ネイチャーガイドのツアーに申し込みました。午前中に釧路川を下るツアーで、昼前に水門まで戻ってきます。集合は、ツアー会社のショップに午前8時30分で、費用は1万2千円。二人で申し込めば、9千円になります。
ショップでは簡単な説明と、ライフジャケットが渡されました。
この日は、台湾からやってきたという二人連れが同じツアーで釧路湿原を下るということで、スタッフは3名。なかなか小回りのきく人数です。
メンバーが揃うと、カヌーをワゴン車の屋根に積み込んで、またまたJR細岡駅近くのカヌー発着場へ向かいます。とにかく、この日は朝から細岡の辺りを行ったり来たりしたことになります。
そこから下流の岩保木水門までが今日の予定で、2時間弱のカヌーの旅でした。
釧路川は水がのんびり流れているようで意外と流れが速く、カヌーはどんどん流されていきます。それに伴って釧路湿原の風景も次から次へと違った素顔を見せてくれて、朝行った細岡展望台を今度は釧路川から見ることが出来ました。
釧路湿原の水路の一部にも入って行くと、国道などから見たのとは全く違った湿原の風景を見ることが出来ました。
ショップからR391摩周国道を走り、JR細岡駅方面へ遠古武沼の湖畔を走ります
遠古武沼の対岸には、オートキャンプ場が見えました。意外と、次回はあそこでキャンプをしていたりするかも、などと思いながら見つめていました
JR細岡駅前のカヌー発着場へ到着
ここから釧路リバーへ漕ぎだしていきます
カヌーは手っ取り早くスタッフによって車から降ろされ、出発の準備がされました
釧路川上流方向。結構澱んでいる感じで、深みなどもあります。でっかいイトウが住んでいるそうです
岩保木水門まで6km、と書いてあります。細岡、とも
さあ、出発
釧路川下流方向
ガイドさんと二人で、前向きに進んでいきます。ガイドは秀太さん
天気もまずまずで、快適に川を下ります
ここから先は、釧路川の風景をお楽しみください
この白波から、釧路川の流れの速さを感じます
野生化したミンクも姿を見せてくれました。もともとはここにいなかったのですが、ミンクの毛皮工場から逃げ出して繁殖したそうです
まだまだ早春という雰囲気
JR細岡駅からやや釧路湿原駅方向へ下った辺り
この辺りの風景は、湿原と言うよりも、深い森の中を流れている川のよう
ここまでは淵のようなところを進んできましたが
湿原らしくなってきました
釧路川から支流へ入って行きます
釧路湿原の広さを感じます
野鳥たちもたくさん見られました
この景色を見ると、確かに釧路湿原は湿原です。これまでは道路からしか見てないので、釧路湿原は草原のような印象ばかりでしたが、これで認識を新たにします
台湾からやってきたという二人連れ。言葉は通じません
日本人でもそれほどメジャーではないと思われるのに、なんで台湾からやってきてカヌーにまで乗るのだろう、と思いました。私も何回も釧路は訪れていますが、カヌーは今回が初めての体験ですので
正面の小高い山が細岡展望台
釧路川は水量豊富という感じ
細岡展望台からカヌーツアーを見たところ。意外と、しっかりスタッフが撮ってくれていました
オジロワシが河川敷の林の中に営巣してました。頭も見えていましたが、写真ではちょっとわかりません
蛇行した川のカーブに差し掛かっています
ここは180°川の流れが変わるところ。左奥からやってきて、右奥へ向かって流れていきます
新緑までもう一息
新しい岩保木水門が見えてくると、カヌーツアーも終わりに近づきます
岩保木水門辺りから下流は、流れが蛇行せず真っ直ぐになってました
現在の岩保木水門
今は使われていない、昔の岩保木水門
ゴールに到着です
近代化遺産みたいな印象を受けます
今回案内してくれた、秀太さんと
ここで再びワゴン車にカヌーを積み込んで、ショップへ引き上げます
水門から見た釧路湿原。とても広大なことがわかります
いくら釧路湿原、と言っても、この広大な草原を見ていたのでは本当の湿原らしさが理解できないと思います。やはり、一度はカヌーで見てみてはどうでしょうか
水門裏の遊水池
ショップの事務所まで帰ってくると、飛び込みの外国人が十名くらいやってきていました。予約がないと、スタッフの人数の関係などで対応できないようです
このあと、和商市場で勝手丼を食べて釧路空港へ向かいます
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